第一章 |
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【健康って何?】 【気功って何?】 【エネルギーとは?】 【ニュートンの法則】 【精神的エネルギー】 【精・気・神」とは?】 物質=精神 波動と媒質 干渉と回折 練精化気とは? 【物質・動き・意 】 練気化神とは? 練神環虚とは? 色即是空空即是色 「気が衆(あつ)まれば即ち生、気が散ずれば即ち死。」これは荘子の言葉です。「気は生命の源」とか「気を養うは健康の秘訣なり」とかよく私達は耳にしますが、しかし【気】とはどんなものなのでしょうか?また【健康】とは、一体どのようなことをもって健康と言うのでしょうか? →第一章本文へ |
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第二章 |
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【丹田とはどんな意味、またどこにあるの?】 【中丹田の働き】 【下丹田の働き】 【上丹田の働き】 【気を発するとは?】 【上目的意識は正しく】 【周天とは】 気功を習った方は、【丹田】という言葉をよく耳にされると思います。「意守丹田」とか「丹田に気を沈める」などと言います。では、この丹田とはどういう意味でしょう?又、何処にあるのでしょう? →第二章本文へ |
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第三章 |
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【陰陽五行説】 【日本では陰陽道として】 【老子と聖書】 【東洋と西洋の共通点】 【意識とは】 【万物の基本は一・二・三】 【数字のしくみ】 【三次元は空?】 【(点と線)(今と時間)の関係】 【万物は意識から創られる】 【宇宙はジグソーパズル】 【宇宙の陰陽理論】 【なぜ男が(陽)で女が(陰)か?】 私達はよく「あの人は陽気な人だ」とか、「あの人は陰気な人だ」などといったり「陰徳有れば必ず陽報有り」などとも言います。この【陰陽】とはどのような意味があって、どのような役割をしているのでしょうか? →第三章本文へ |
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第四章 |
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【フラクタル理論】 【老子にも聖書にもフラクタル理論あり】 【八卦図と遺伝暗号図】 【背骨の仕組み】 【人体の構成は三つの組み合わせ】 【宇宙と人間の関係】 【占いもフラクタル】 【占いが100%あたらない理由】 【念の強弱】 【宇宙はジグソーパズル】 【宇宙の陰陽理論】 【なぜ男が(陽)で女が(陰)か?】 【占いは念の作用】 【ツキとは念の作用】 【失敗は成功のもと】 【なぜ男が(陽)で女が(陰)か?】 宇宙のシステムの中に不思議なシステムが数多くありますが、その一つに、ベノア・Bマンデルブロ氏によって提唱された『フラクタル理論』があります。 【フラクタル】とは、自己相似性を有する複雑な図形の総称とした、マンデルプロの造語です。 →第四章本文へ TOPへ
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【初詣】 【日本人の信仰は他力信仰 ・自力の中から他力が働く 【キリスト教の祈り】 【他力信仰の矛盾】 【仏教の願文】 【祈りという言葉の意味】 ・なぜ祈りが人生に必要なのか 昔から『一年の計は元旦にあり』と申します。本章では人生を生きていく上で、最も大切な【祈り】というテーマでお話しをしていきましょう。 さて、お正月と言えば初詣です。皆さんは初詣には行かれますか?その時に神様や仏様に手を合わして、なにかを拝んできたことと思いますが、どのようなことを拝んできましたか。 →第十章本文へ |
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【この世はあの世の投影図】 【空(くう)とは?】 【祈りは天国との連絡方法】 【本来、反省は楽しいもの】 【自分の子供の健康祈願】 【健康祈願の参考例@】 【健康祈願の参考例A】 【健康祈願の参考例B】 【間違った祈りは自分自身の心が裁く】 【病気や不幸な時こそ正しい祈りのチャンス】 人間は必ず先に心でイメージしてから行動するのだということも大事なことなのでよく認識しておいて下さい。つまり身体で表現することは、私達の心の世界ではすでに起こっていることなのです。 →第十一章本文へ |
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【瞑想は何のためにする?】 【宇宙の全てのものには相対と絶対がある】 【心にも相対と絶対がある】 【人間の本質は善か悪か?】 【善とは何?悪とは何?】 【悪の心は本来存在しない】 【瞑想はリラックスのためではない】 瞑想の大事さはこの本で何度かお話ししてきたと思いますが、ここではもう少し詳しく、『何の為にするのか』『どの様にするのか』ということについてお話ししていきます。【瞑想・坐禅・止観】等、いろんな呼び名がありますが、基本的に追求する目的は同じものだと思って下さい。 →第十二章本文へ |
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【私と瞑想との出会い】 【お薦めする瞑想の指導書】 【天台小止観】 【反省のための十法】 さて、前回は瞑想の必要性を説明してきましたが、今回はどのような形で、またどのように瞑想をしていけばいいのかということをお話ししていきます。 →第十三章本文へ |
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【反省は楽しい?それとも辛い?】 【反省と後悔の違い】 【経営の向上にも反省が必要】 【プラス思考の間違い】 【自分の欠点を見つける必要性】 【反省の前に自分の本質を知ること】 さて皆さんは【反省】という言葉を聞いてどのような印象を持ちますか? 「この言葉が大好きでとてもいい響きです」と言う人が何人いるでしょうか?私は多分、「どうも苦手な言葉なんです」と言われる方のほうが多いと思います。ではどうして【反省】という言葉には「楽しい」という響きがないのでしょう。 →第十四章本文へ |
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【人間は本当に自由?】 【規則は何のためにあるのか】 【自由の本来の意味】 【自由と責任】 【個人の自由を間違うと国が滅びる】 【進歩と便利の危険性】 【真の自由】 最近、「何をするのも個人の自由だ」とか「人間には自由がある」等という言葉をよく耳にしますが、皆さんは自由とは一体なんだと思われますか。 →第十五章本文へ |
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【宇宙はすべて不平等】 【崩壊の原理】 【主従関係の法則】 【平等とは変化しないもの】 【間違った平等】 【不平等だから調和ができる】 私達はよく「人間は皆平等だ」とか「男と女は平等だ」とか、また「私達は差 別意識をなくして、みな人間は平等であらねばならない」とか言います。さ て、【平等】という言葉の意味を広辞苑で調べてみましょう。「かたよりや差 別がなく、すべてのものが一様で等しいこと」とあるのですが、ここでよく考 えてみてください。この宇宙の全てのものを見ても、かたよりや差別がなく、 一様で等しいでしょうか? →第十六章本文へ |
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【愛には変わる愛がある】 【変わらない愛とは?】 【男女の陰陽関係】 【母性本能は神の愛】 【男性が女性を求める心理】 【女性の本性はよき母】 【愛】と一口に言っても、仏教とキリスト教では、正反対のとらえかたをし ています。仏教では『愛欲・渇愛』といって、強い欲望のひとつとしてとら え、十二因縁では迷いの根源としています。キリスト教では、神が自らを犠牲 にして、人間をあまねく限りなく慈しむこととしています。 同じ心理を説く宗教で、どうしてこのように適う解釈をするのでしょう。 【愛】にも種類があるのでしょうか? →第十七章本文へ |
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【人をゆるすとはどんな意味?】 【心の三毒】 【心のシステム】 【怒りの原因はどこにあるのか?】 【うらみのエネルギー】 私達は日常、人をゆるしたりゆるさなかったりするということがよくありま す。ところが、『ゆるす』という言葉にはどんな意味があるのかというと、そ れはもともと『固く締められているものをゆるくする』という意味があるので す。それでは、私達が「あの人だけは、絶対ゆるさない」とか「このことだけ は、絶対ゆるさない」等と言っていることは、なにかを固く締めているという ことになります。 →第十八章本文へ |
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【身体と心は同じ構造をしている】 【愚痴はどうして増えるのか?】 【不調和は「偽・悪・醜」】 【愛のエネルギーには浄化作用がある】 【愚痴を言う人は嫌われ者】 【愚痴をなくすには真理を知ること】 心には『本能・感情・知性・理性』の分野があるということを説明しまし た。そして、生命力に大きな影響を与えているのが『感情の分野』だというこ とも説明しました。なぜなら感情とは、外から入ってきたエネルギーが内なる エネルギーと反応し、『喜怒哀楽』という形を通して、エネルギーを外に吐き 出している状態のことなのです。所謂、心の呼吸ということです。心の呼吸の 乱れ(感情の乱れ)は生命力に影響を与えます。 →第十九章本文へ |
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【欲と本能】 【足ることを知らぬ欲望は猛毒】 【適量の基準はどこにある?】 【競争社会は本来の姿ではない】 【もし日本にパニックが起きたら】 【「足ることを知る」ことが地球を救う】 私達の一生は、「欲望との闘いだ」と言っても過言ではないでしょう。この 欲望が、喧嘩や戦争へと発展していくのです。ところが私達はこの世の中を生 きていく上において、【欲】が無くては生きていけないのも事実です。人間に 食欲や性欲がなければ、とうの昔に人類は滅亡しているでしょう。ではこの 【欲】とは、人間にとってどのようなものなのでしょう。それにはまず【本 能】というものを見てみる必要があります。 →第二十章本文へ |
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【生命誕生のなぞ】 【生命誕生は偶然?】 【サムシング・グレートと神との違い】 【もともと宇宙には生命があった】 【人間と神は親子関係】 【どうして人間の親子ばかり争うのか】 魂の形成は、自分と自分以外の関係において出来上がるものです。その魂の 形成に最も重要な関係が親と子の関係です。 親子関係については、今までに何度かお話ししてきましたが、最近とくに親 子関係の悲惨な事件が新聞の三面記事で見かけるようになってきたため、改め て親と子の関係についてのテーマを取り上げてみました。世の中で親子で殺し あうほど悲惨なことはないでしょう。それに、兄弟・親戚・夫婦・友人どうし の殺人事件も同じです。 →第二十一章本文へ |
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【日本の宗教】 【世界の3大宗教】 【人間はどうして戦争をするのか?】 【聖書とは?】 【十戒】 【旧約聖書の創世記2〜3章】 神仏というと最近は、「宗教に勧誘されるのでは?」とか「マインドコント ロールされるのでは?」と心配される方が多くなりました。それにまた「私は 神仏の話は嫌いです」という方も多いのではないかと思います。ところがNH Kの調査によりますと、「宗教は必要でない」と答えた人は2割にも満たないと いうことです。ということは、ほとんどの人が宗教は必要だと思っているわけ です。しかし、いずれかの宗教の信者だと答えた人はたった2〜3割だそうで す。我々日本人は、宗教は大事だが、今の日本には良い宗教団体がないと思っ ているのだということでしょうか? →第二十二章本文へ |
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【仏教とキリスト教の常識】 【日本は神道・仏教・儒教の影響が大】 【神理はひとつ】 【普遍的な解釈の仕方が大事】 皆様に仏教とキリスト教の考え方の違いをわかってもらうために、仏教学者 のひろさちや氏と一九八八年に他界されたカトリック神父の堀田雄康氏の対談 をまとめた春秋社出版の『仏教とキリスト教の常識』という本の中から、ほん の一部を抜粋したものを、つぎにご紹介してみましょう。 →第二十三章本文へ |
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【絶対なるもの】 【すべてのものは自分の意識の中】 【意識の構造を知るには、瞑想】 【仏とは】 【宇宙即我】 【神の概念】 【神】という概念を統一しないかぎり世界の平和はやってこないということ を、前回お話ししてきました。 なぜなら、民族や宗教、また人によって神という概念がバラバラであれば、 根本的考え方がバラバラだということになるからです。それに、【神】とは人 間にとって【絶対的】なものだという意味だからです。 →第二十四章本文へ |
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【夢の世界は幻か?】 【眠りは何のため?】 【夢と心理学との結びつき】 【物質の世界と反物質の世界】 【反物質の水素合成に成功】 さて、皆さんは夢をみたことがあるでしょう。夢について皆さんはどのよう に理解していますか? 広辞苑によると、「睡眠中にもつ非現実的な錯覚または幻覚」とあります が、世の中には『夢分析・夢占い・夢知らせ・夢枕に立つ・正夢』という言葉 があるように、現実と一致するような夢のあることも事実です。また精神科医 であるフロイトやユングも夢について研究をしてます。 →第二十五章本文へ |
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意識界U 【反物質とは?】 【幽霊の体も反物質】 【日本で昔から言われている死後の世界】 【「日本式死後の世界」の基本構造】 【これが「六道輪廻」のステージだ】 【キリスト教の世界でいわれている死後の世界】 1928年、イギリスの物理学者ディラックが、反物質の存在を予言しまし た。本来、原子はプラスの電気を持っている陽子と、電気を持たない中性子と マイナスの電気を持った電子とで構成されています。その原子がいろいろ組み 合わさって分子になり、物質をつくりあげているのです。 →第二十六章本文へ |
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【科学者による死後の世界の研究】 【高橋信次先生のあの世とこの世】 【あの世の裁きは自分自身】 【反省が自分を救う】 仏教的なあの世では、六道輪廻をしながら極楽をめざしましたが、キリスト 教的あの世では、輪廻はなく地獄に堕ちれば『最後の審判』があるまで永遠に 苦しむということでした。さて、どちらの考え方が正しいのでしょうか?それ ともどちらの考え方も間違いなでしょうか? →第二十七章本文へ |
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【意識は永遠】 【私達は永遠に輪廻する?】 【宇宙は極端なもの同士が調和しようとしている】 【完全な理想の人間はつまらない】 【調和を表そうとする行為が極楽浄土】 【真理はあたりまえの中にある】 【心と物質の関係】 人間にとってもっとも大切な【意識】というものが、「死んだらなくなるの だ」と簡単に考えてよいものでしょうか。実際に有るか無いかは、死んだらわ かることですが、それよりも『有ると信じて、今を大切に生きる』か『無いと 信じて、今を大切に生きる』かが重要なことだと思いませんか。それは、この ふたつの考えの選びかたで、当然人生観が変わってくるからです。 →第二十八章本文へ |
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【法律はなぜ必要か?】 【国際平和を乱す悪人は誰が裁く?】 【大塚公子著「死刑囚の最後の瞬間」より】 【力学的エネルギー保存の法則】 【生命不滅の法則】 前回、『心と物質』にはたらいている法則が、宇宙の【法】だと言いまし た。 それは、 @生命、エネルギー不滅の法則 A原因と結果の法則・・・動・反動の法則、作用反作用の法則 B循環の法則 C慣性の法則 D波長共鳴の法則…類は類を以って集まる の以上五つが、基本的な法則なのです。 これらの法則を考えるには、まずはじめに【法】とは何なのか、また何のた めにあるのかを考えてみなければなりません。 →第二十九章本文へ |
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【善因善果・悪因悪果の法則は正しい?】 【法の裁きは厳しく冷酷】 【反省は神の慈悲】 【無意識の反省】 【法の裁きの実例】 【人を許さない心が危険!】 仏教では、善因善果や悪因悪果といい、良いことをすれば、良いことがあり、 悪いことをすれば、悪いことがおきると言われています。 ところが、『憎まれっこ世にはばかる』といって現実には悪い人が得をして いることが多いと思われます。そうすると、善因善果・悪因悪果というのは間 違いなのでしょうか。 →第三十章本文へ |
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【大我と小我】 【大我とは神の心】 【小我には反動がある】 【小我を無くすのは母性本能】 【動物の母性本能】 【母性本能は女性だけに与えられている】 私達は法(自然)にさからうと反動をうけるようになっているのです。では、 どうして私達は【法(自然)】に逆らってしまうのでしょうか?それは私達の 意識の中の【我】というものが原因しているのです。その我について今回は一 緒に考えてみましょう。 →第三十一章本文へ |
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【女性は男性より強い?】 【男尊女卑の歴史】 【男女差別の問題】 最近は女性が強くなったという話をよく耳にするようになりました。たとえ ば、アッシーくんやミツグくん等と呼ばれて、女性に尽くすだけで喜ぶ男性が 増えていると聞きます。また、小学校では男女が喧嘩をすると女性のほうが腕 力があるということも聞きます。 →第三十二章本文へ |
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【宇宙の陰陽理論】 【あまり知られていない陰陽理論】 【全ての関係は陰陽関係】 【男は人・女は神】 【男性を導くのは女性】 【仏教も男尊女卑?】 この宇宙のすべては、何かと何かの【関係】において成り立っているのです。 『天と地・光と影・心と物質・男と女・時間と空間』また『人間と植物・植物 と動物』や『火と水・水と木』・・・等々、この宇宙のすべては、相互関係の中に おいて存在できているのです。そしてこの関係が陰と陽の関係なのです。別の 言い方をすると『能動形』と『受動形』の関係と言います。 このことを大地と種子の関係であらわしますと、大地は受動形で種子は能動 形ということになります。大地は種子を育み助けています。また種子は大地に より育まれ助けられているのです。つまり、受動形とは能動形を育み助けてい ると言えるのです。またこの陰陽関係は、相手や立場によって変わるのです。 →第三十三章本文へ |
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【機とはシステム】 【失敗の中に宝物】 【人生の機を知る方法】 【人の出会いは大事な機】 【ひらめきとは何?】 『機械・機関・機器』といったように【からくり、しかけ】という意味、また 『機知・機敏』というように【物事の働き、心の働き】の意味、また『機を逸 せず・機が熟す・機に乗ずる・機をうかがう・機運・機会・時機』というよう に【物事の起こるきっかけ、はずみ、しおどきなどの意味】、また『横根・有 機・無機・機密・飛行機』等々に使われています。 また別の読み方では機織りの『はた』とも読みます。 このように、【機】という字はあらゆる意味に使われていますが、何か共通 するものがあるように思いませんか。 →第三十四章本文へ |
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【本音とたてまえ】 【土壇場がチャンス】 【地球環境は今どんな時期?】 【物質主義の人間】 【足ることを知ろう】 【自分を信じることが大事】 私達はよく「本音で話し合おう」ということをいいます。これは、『本音とた てまえ』というように、私達はふだん、本音とたてまえをうまく使い分けて話 すことが多いからではないでしょうか。このたてまえは、世の中をスムーズに 循環さすためには必要なこともありますが、ひとつ間違うと、偽善になってし まう場合があるのです。 ところが、人間はある状況下になると、本音の出ることがあります。それ は、自分が追い詰められた時や、咄嗟の時ではないですか。いつも人前では良 いことを言っていたり、またいつも人には優しく接していても、いざ自分が困 った時には逆の態度をとる人がいます。このように、人間はあらゆる環境や状 況によって、とる態度が変わってきます。 →第三十五章本文へ |
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【真とは?】 【絶対と相対の関係】 【精神とは?】 【表裏一体の意味を考えよう】 【神の意識】 【自分の意識の中心】 【他力信仰は自分をだめにする】 真我の【真】という字は御存知のように、『まこと・ほんもの・純粋・うそい つわりのないこと』等の意味です。そうすると、真我とは『まことの自分・ほ んものの自分・純粋の自分・うそいつわりのない自分』ということになりま す。しかし、『まこと・ほんもの・純粋・うそいつわりのない』とはどのよう なものをいうのかが問題なのです。 →第三十六章本文へ |
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【真我・善我・偽我】 【人間は性善説?性悪説?】 【道徳教育だけではダメ】 【根っからの悪人はいない】 【他力信仰はナンセンス】 【気功とは】 真我とは、自分の意識の中心である神の意識だと言いました。そして神の意識 とは、『全知全能』であり『慈悲と愛だけの心』のことなのだとも言いまし た。つまり、大字宙の中心の神の心は、自分の意識の中心のことなのだと説明 してきたのです。 自分の意識の中心は、絶対的な心で相対的ではないのです。不変で不動の心 です。 しかし、我々はなかなかその心に気付かずに、またその心を現せないでいる のです。その心を現しきっているのが、釈迦でありモーゼでありイエスなので しょう。これが善我なのです。と、このように言っても、ピンときて頂けない かもしれません。ではその善我と偽我について詳しく説明してみましょう。 →第三十七章本文へ |
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